2005年03月09日

オーディオケーブル配線記

今日は先日購入したTVチューナーボード君が何の不都合も無く動いてくれているので、新TVチューナーボード設置時に一時的に取り外していた各オーディオ機器とPCを繋ぐオーディオケーブルを再び取り付けることにした。今まではTVチューナーの音声出力がモノラル仕様と言うことでサウンドカードのマイク入力端子にTVチューナーボードからの音声出力を配線し、ライン入力端子にシステムセレクター(各オーディオ機器)からの音声出力を配線していた。しかしTVチューナーがステレオ化するとモノラル仕様なマイク入力端子は仕様できないわけで、何らかの方法でTVとシステムセレクターからの音声信号を競合させなければならないのだ。これを想定してかTVチューナーボードにはS映像とRCA映像端子(黄色いやつ)の他にRCA音声入力端子(白と赤のやつ)が付いている。このRCA音声入力端子とシステムセレクターのRCA出力端子と繋げばイイわけだが、サウンドボードの入出力端子が3.5φのミニプラグ仕様だったことからシステムセレクターからPCへはRCA→3.5φのケーブルとなっている。PC側の3.5φミニプラグに3.5φ→RCA変換コネクタを付ければ一応繋ぐことはできるのだが、RCA→3.5φ→RCAはどう考えても無駄である。だから配線密集地帯に進入し、RCA→RCAなケーブルへの交換を30分かけて行った。これで完璧!PCを起動させてMDプレーヤーからの音声信号をPCに出力…配線は絶対間違って無いのに音が出無い(涙)TVの音は出るのにどうして…何か設定がいけないのか?と思って色々いじってたらTVチューナーボードをTVモードからビデオ入力モードにするとMDの音が入った。4300yenなんだから外部音声入力信号なんて単純にTVチューナーからの音声出力信号とバイパスさせてるだけだと思っていたのが甘かった。これではシステムセレクターからの出力信号をPCに入力するために一々TV視聴ソフトを立ち上げてビデオ入力モードにしなければならなく、利便性が良くない。だからTVチューナーボードのRCA音声入力端子の利用はやめ、再び30分かけてRCA→RCAケーブルを元のRCA→3.5φに戻してサウンドカードのライン入力端子に二俣コネクタを取り付けて無理矢理TVチューナーボードとシステムセレクターからの音声信号を共存させることにした。今度こそ完璧!そう思ったのだが、どうもTVチューナーボードとシステムセレクターの信号出力の大きさが釣り合わないらしく、異様にTVの音が小さくなってしまって失敗(笑)あれもダメ…これもダメ…一体どうすればイイのだろう。しばらく考えて思いついが4ピンのアナログ音楽CD信号入力端子を利用する苦肉の策。昔はPCで音楽CDを聴くと言うとドライブからのアナログ音声出力信号をサウンドボードの音楽CD信号入力端子経由で聴く(いわゆるアナログ再生)のが一般的だった。しかし時代は変わり、今では音楽CDのデータを直接読み込んでソフトウェア上で音声変換するのが一般的(いわゆるデジタル再生)となっている。つまりサウンドボードの音楽CD信号入力端子なんてドライブと繋がってるだけでほとんど使われていないのだ。だったらこの端子を有効利用すればいいという発想である。早速5年ぐらい前に珍しいと思って利用用途も無いのに買っておいた4ピン→RCA入力端子変換ケーブルを探し出してサウンドボードに取り付け、ケースの隙間からRCA端子を露出させ、再び30分かけてシステムセレクターからPCまでを繋ぐRCA→3.5φをRCA→RCAにし(何度も付けたり外したり無駄な事をしている)、ケースの隙間から露出させたサウンドカードの音楽CD信号入力端子へと続くRCA端子に接続。こうしてやっとこTVチューナーボードとシステムセレクターからの信号を両方入力することができるようになったのだった。

4ピン→RCAケーブル 装着の様子 配線図

投稿者 zeratinman : 2005年03月09日 18:04