2005年07月31日

電子のブロック

今日はYUK叔父様の家に行って特に何をするわけでもなく、従兄弟SHI氏が図画工作の授業で作ったという"最新自動とびらの宝箱"という素晴らしいネーミングセンスのカラクリ箱で遊んだりしてボーっとしていたら、20年ぐらい前の貴重な"SONY"のCDプレーヤー(CDP-710)と"サンスイ"のアンプ(1986年頃のAU-αx07シリーズだと思う)が収容されているオーディオラックの上にさり気な"学研"の"電子ブロック"が置いてあるのを発見!"ハンズ"に行く度にボーっと眺めては玩具のくせに値段が高いな~と思うの繰返しだったので、ハンダ抜きで電子回路が組めるのはどんな仕組みなのか実際に確かめてみる。四角いブロックを本体から抜いて裏返してみると、実際に本物の電子部品が入っていて、それがブロックの各側面に設けられた端子と繋がってブロック同士を接続すると言った思った以上に単純で感動的な仕組み。端子間における電気的抵抗が少ながらず発生するだろうけど、組める回路がAMラジオやAMワイヤレスマイク程度の物なので、それ程問題は無い(第一玩具だし)。今やラジオやワイヤレスマイクなんて200yen程度で買えてしまうけど、"電子ブロック"が現役だった時代は子供からしたらラジオは高価なもの。誕生日に買ってもらったピカピカの"電子ブロック"でラジオを組んで"オールナイトニッポン"を夜な夜な聞いた現在最先端で活躍する電子関係のエンジニアも沢山いるんだろう(笑)コンピュータの画面の中で仮想的にシミュレーションするのも悪くは無いけど、実物が実際に用いられている方が動いた時の感動があってイイ。ヘンチクリンな回路記号と真理値表でANDだとかORだとかNANDだとか言われたってピンと来るはずがないんだよ。"電子ブロック"に付属してた"電子ブロックのひみつ"という本に書いてあったANDだとかORだとかNANDゲートの回路をみて、初めてなるほど~!と一人感動したのだった。

電子ブロック(復刻版)

投稿者 zeratinman : 2005年07月31日 00:00