2005年09月01日

東京キッズクラブ

"東京キッズクラブ"…それは朝と夕方に月~金曜日まで毎日"BSフジ"で放送されている歴代の"ポンキッキ"シリーズを総括した番組である。基本的に放送されるのは今まで放送されてきた歴代ポンキッキシリーズの再放送で、視聴者が自分で放送プログラムを組み、それをBSフジ側に投稿して見事採用されると、それ通りに放送してくれる"Myポンキッキーズ"という21分間の枠がある。東京キッズクラブのMyポンキッキーズのページを見れはわかるが、放送できるプログラムはゼラと同世代、もしくは一世代上の人々が幼い頃にリアルタイムで見た物から完全に揃っていて、もう一度見たい物ばかりだ。小さい子供が居る人は子供を上手く使って自分の見たいプログラムを投稿する事ができるが、ゼラのように子孫が存在しない人は流石に投稿する勇気など無く、見たいプログラムが放送されないか毎日チェックしているといった所だろう(笑)乗り物関係やDVD化までされた"ガチャピンのチャレンジシリーズ "などの人気所は頻繁に流れるのだが、少々マニアック所になると滅多に流れなく…ゼラが携帯の着信にしたい"アラッ!でんわ"も例外ではない。"ぶんけ かな"という当時(17年ぐらい前)幼稚園か小学校低学年の女の子が何ともいえないヴォイステクニックで歌うこの作品は"Joe Jackson"の"Steppin' Out"みたいな(少々例がマニアックか? 笑)一度聞いたら二度と忘れられなくなる魔力がある。初期のポンキッキにはこのような魔力のある歌が何曲もあり、"はたらく くるま"はその典型的な例と言える。文字通り様々な場面で活躍する車を庶民ウケするメロディ~に載せて紹介するという曲なのだが、車の玩具で遊ぶのに夢中な少年達のハートにジャストヒット!なんとパート3まで作られた。作る側としたらシリーズ化は予想もしてないわけで、今再度見てみるとパート2→パート3と進むにつれて超マニアックになって行くことに当時とは別の面白さを感じる(詳しくは後記を参照)。90年代前半にポンキッキーズに改名されて番組適応年齢が上がった事で"アラッ!でんわ"や"はたらく くるま"系の幼児向けの名曲は新たに作られなくなり、21世紀に入ってポンキッキーズから始まった迷走は益々深入りして東京キッズクラブのような過去の栄光を振り返るような番組も始まり、いよいよガチャピンとムックが南の島と北極に帰ってポンキッキも終幕か?と思っていたが、最近になって番組適応年齢が元に戻ったようで…ようやく長い迷宮から抜け出せたようだ。ポンキッキーズガチャガチャポン!(ミカン星人からしてウゴウゴルーガー系?)、東京キッズクラブ…それぞれの年齢に適したポンキッキを提供する"フジテレビ"は色々な意味で犯罪的であり、いつの日も緑色の怪獣の子供と赤い山男は我々に夢と勇気を与えてくれるのだ。

頑張るガチャピン 頑張るムック

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「はたらく くるま」登場車種(登場順)

パート1
01.ハガキやお手紙集める"郵便車"
02.街中キレイにお掃除"清掃車"
03.怪我人、病人急いで"救急車"
04.ビルの火事には"ハシゴ消防車"
05.自動車いっぱい運べる"カーキャリア"
06.引越し荷物はお任せ"パネルバン"
07.壊れた車を動かす"レッカー車"
08.ガソリン満タン配達"タンクローリー"
09.重たい荷物を上げ下げ"フォークリフト"
10.地面の凸凹平らに"ブルトーザー"
11.大きな石でも楽々"ショベルカー"
12.砂利をいっぱい積み込む"ダンプカー"

パート2
13.交通安全守って"パトロールカー"
14.道路のホコリに水撒き"散水車"
15.飛行機乗り降り階段"タラップ車"
16.野球、マラソン\\\\"テレビ中継車"
17.僕らを毎日運ぶよ"幼稚園バス"
18.お家に荷物をお届け"宅配車"
19.お昼のお弁当"給食運搬車"
20.お肉、お魚冷やして"冷凍車"
21.ぐるぐる回転"コンクリートミキサー車"
22.田んぼや畑で働く"耕運機"
23.道路の舗装の仕上げに"ロードローラー"
24.鉄の柱も釣り上げ"クレーン車"

パート3
25.飛行場まで真っ直ぐ"リムジンバス"
26.ジェット機引っぱる"トーイングトラクター"
27.泡で火を消す"化学消防車"
28.昼でも夜でもどこへでも、はい!"タクシー"
29.山道楽々"森林パトロールカー"
30.田植えはお任せ、キレイに"田植え機"
31.ジャガイモ取り入れ"ポテトハーベスター"
32.泥水吸い取る"強力吸引車"
33.電波を宇宙へ"衛星中継車"
34.ライオン出て来い、僕らは"サファリバス"
35.コーラやジュースの配達"ボトルカー"
36.ピッチャー交代、頑張れ"リリーフカー"

投稿者 zeratinman : 2005年09月01日 00:00