2005年09月24日
消滅を装っただけ
先日、誰もが知るファイル共有ソフト"WinMX"が様々な方面からの圧力が原因?でサービスを停止したと各メディアが報じ、長い歴史に幕が下ろされたと思われた。元々WinMXは元祖ファイル共有ソフトであるNapsterの互換クライアントとして誕生し、Napsterネットワークの消滅後に独自のネットワークを作り上げて現在の形となる。独自のネットワークといっても基本はNapsterネットワークであり、ネットワークの一番上には親元のサーバーが存在する古い仕組み…要するに完璧な分散型ネットワークではない。つまり、親元のサーバーが停止するとネットワークは簡単に廃滅してしまうわけであり、今回はそれが実際に起こったのである。こうなってくると単純に終息と考えるのが一般的見解だが、WinMXより知名度も利用者数も劣る様々なファイル共有ネットワークが多方向からの猛烈な圧力によって閉鎖に追い込まれたのに、彼ら(WinMX運営陣)は平気な顔してサービスを続行してきたんですよ~!果たして、そんな彼らがこんな潔く引き下がったりするだろうか?……答えは"NO"だ。彼らは実に上手い手法で表面上の終息を装い(アイルランドにお引越し? 笑)、誰でも自由に参加できたネットワークにチョットした入場制限をかけただけだった。入場ゲートさえパスすれば、サービスはこれまで通り利用することができる。恐らく彼らは、このような制限を設ける事で有名になり過ぎて低下したネットワークの品質(悪どいユーザーばかり増えたという意味)を改善したかったのだろう。まさかそういうカラクリを使って来るとは…"Please, do not try and find us - we will find you."のメッセージと共に最高にクールだね!因みにゼラはWinMXをチャットのために利用するユーザーなので、変な妄想はやめてくださいね。著作権を侵害してまで不可逆圧縮された音楽を聞きたいとは思いませんから(笑)
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c33○.z130●.winmx.com ⇔ ☆
これだけのためにローカルでDNSサーバー立ち上げてみる?(笑)
○=10~29
●=1~6
☆=82.195.155.5
投稿者 zeratinman : 2005年09月24日 11:40