2005年10月05日

CD-RWメディアの販売実態

今日は水曜日で授業が無く、事実上の休みだ。今まで空き時間が出無いように授業を組んできたのだが、それが今回は上手く行かずに…月曜日は4時間、木曜日は6時間もの暇な時間がある。この膨大な空き時間を利用して"DivX"にエンコードした映画やドラマを見ようと見ようと思い("WMV9"ではエンコード時間がかかりすぎて、エンコードが追いつかない)、今日はその下準備としてCD-RWメディアを買いに行った。CD-RWはプレスCDのレーザ反射率を100%とした場合に20%程度なので、書き込みや読み込みに関しては非常にシビアであり、安いメディアだと書き込んだデータが読めないだとか、マウントできないと言った事が発生する。現に、私が4年ぐらい前に10枚800yen程度で買った"プリンコ"の10倍速書き込み対応の700MBのCD-RWメディアは、買う時点で感じた怪しいオーラー通り(当時、"三菱化学メディア"や"リコー"が10倍速書き込み対応のCD-RWメディアは640MB止まりなのに、どうしてプリンコが700MBを100円切って製品化できるの??)、現在マウントすらできなくなって削除もできない(笑)私が所有するCD-RW記録対応のドライブは"リコー RW7163A"と"ミツミ CR-485FTE"と"プレクスター PX-716A"の3種類で、主にメインで使用しているミツミとプレクスターのドライブは両者ともCD-RWに24倍速で記録することができる。だから24倍速記録対応のメディアが欲しかったのだが、実際お店に行くと、何処も4倍速と10倍速記録の物しか置いていない現実に直面する。店員に24倍速記録対応のCD-RWは取り扱ってないのかと聞くと…"昔は置いていたんですけど、24倍速記録対応のCD-RWメディアは値段が高く、対応するライターも少なくて置いても売れないんですよ。それに今はDVDの時代ですし…"との事。横浜の"ヨドバシ"に行けば売ってるんだろうけど、態々お金かけて行くのも嫌だし…ポイントもストッロマシーンで100yen貰っちゃったので、妥協して"ヤマダ電器"で三菱化学メディア製の10倍速記録対応の700MBのCD-RWメディアを3枚セットで購入。早速家に帰って、適当にエンコードしたDivX動画をミツミとプレクスターのドライブで2枚同時焼きし、DivXコーデックがインストールされていないPC(NECのAileNX AL20C 笑)にゲストアカウントでログインし、DivXコーデック内臓のプレーヤーでの再生実験。最近話題の"GOMプレーヤー"は情報の保存にレジストリを利用しているらしく、インストールした機体以外では"コーデックが存在しません"と言われて再生不能(つかえねー!)。一方、マイナーな"VLC media player"はWindows以外のプラットフォームでの利用も視野に入れて開発されているのでWindowsの管理機能は利用しないらしく、USBフィラッシュメモリから起動させて問題なく再生できた(試験機のスペックがスペックだけに、再生というか…映像が出たと言った方が良い 笑)。Windowsプラットフォーム中心の開発じゃなため動作が重くて30MBという巨大さが難点だが、知らないうちに日本語対応になってるし…MPEG2コーデックも内臓なので単体でDVDも見れて"Media Player Classic"より美味しいかもしれない。さて、あとは学校の制限されまくりな環境で動いてくれるかだ。

安物メディア 高品質メディア 頑張る200MHz

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因みにCD-RWは4回に渡って規格が更新され、書き込みドライブは下位互換であるが(Ex,UltraSpeed+対応ドライブでHigSpeedやUltraSpeed仕様のメディアは使える)、上位互換ではない(Ex,HighSpeed迄対応のドライブでUltraSpeed仕様のメディアは使えない)のでメディアの購入時には注意しましょう。

  愛称 最大記録速度
一世代目 CD-RW 4倍
二世代目 HighSpeed CD-RW 10倍速
三世代目 UltraSpeed CD-RW 24倍速
四世代目 UltraSpeed+ CD-RW 32倍速

読み込みにはCD-RW読み込み対応のドライブなら世代に関係なく行えます。

投稿者 zeratinman : 2005年10月05日 00:00