2005年11月23日

日本人の悪い習性

日本人は何に対しても"見た目"や"ブランド"を最優先に考え、商品の本質を見極める能力に乏しい民族だ。それが結果として日本の技術を腐らせ、中国や韓国、台湾を始めとする海外の企業に負けてしまうのだ。先日、"パイオニア"が価格競争に付いていけないのと利益が上がらないとの理由で、自社製DVDレコーダーの開発、生産を辞め、"フナイ"に開発、生産を委託するとの報道があった。パイオニアは海賊版DVD製造業者が必ず使うというぐらい 良質なDVDドライブを作ってきたメーカーで、DVD±RWに関しては世界一の技術力を持っている。この事実が世間一般的に知られていれば、DVDレコーダーは本来 パイオニア が独占すべきべき市場であり、このような事態に陥る事などあるはずがない。一応 フナイ は今回の パイオニア と同じような理由で、"リコー"のDVD±RWドライブを開発、生産していたという実績があるので悪くはないだろうけど…"DVD±RWドライブのパイオニア"的存在な会社のDVDレコーダーに自社製のドライブが載らなくなるのはとても遺憾な話だ。このままでは日本が世界に誇れる技術なんて無くなっちまう。日本の大手メーカーだったら高性能で確実で安心…このような古い固定観念から消費者が脱却しない限り、少なくとも家電に関しては日本に明るい未来なんて無い。そして奴らは言う…「日本人は中に入ってる物が同じなのに、自分の国のメーカーロゴが付いた商品をバカ高い値段で買ってるバカな民族」だと(←中国のとあるWEBで実際に目にした記事の 大まかな日本語訳)。

投稿者 zeratinman : 2005年11月23日 16:19