2006年10月15日
Nero Digital Audio Reference MPEG-4 & 3GPP Audio Encoder help tool
なんて長いタイトルなんでしょう…嫌になりますね(笑)
最近携帯電話なんぞで移動中に音楽を聴いてるわけですが,対応する形式が"AAC"なので エンコードしようとすると"iTunes"やら"RealPlayer"やら"Nero"やら…無駄に重たいソフトウェアを一々起動しなくちゃいけないんですね.Neroはさておき,iTunes と RealPlayer は私の大嫌いなソフトでして…できるたけこれらのソフトをインストールせずに気軽にエンコードする方法はないものか?と思って色々探っていると,"Nero Digital Audio Reference MPEG-4 & 3GPP Audio Encoder"というコマンドラインのフリーエンコーダーを発見!名前から予想できるように,Neroブランドを展開する"Nero AG社"が提供するエンコーダーで,同社が開発した統合型MPEG-4系圧縮フォーマット"Nero Digital"からAACエンコーダー部分を引っ込いたものらしい.インストーラーもレジストリも使わないし単体の実行ファイルのみで動作するので,USBリムーバブルドライブなんかに入れておけば環境にほぼ左右されることなく気軽にエンコードできるわけだけど…コマンドラインってのがとってもネック(笑)バッチ処理である程度は簡略化できるけど,アルバム丸々1枚とかになるとヤッパリ面倒…そういうことでサラっと作ってみたのが,タイトルにも記した"Nero Digital Audio Reference MPEG-4 & 3GPP Audio Encoder help tool".簡単に説明するとエンコードを自動化するバッチファイルを作って実行するだけなんだけど,タグ入力の機能が結構便利じゃないかなぁ~と.もちろん"CDDB"からディスク情報を引張ってきて,その情報を自動的にタグとして自動入力してくれる iTunes や RealPlayer には叶いませんよ.あくまで持ち歩きできる簡易エンコーダーでの評価です.iTunes や RealPlayer では未対応の"HE"や2パスエンコードに対応しているので,いかに低ビットレートで高音質かが求められる携帯オーディオ用のファイル作成にはもってこいです.
<追加> 2006.10.25
タイムインデックスが実際の時間より短くなるバグを無理矢理修正するツールを公開しました.
これでQTだろうがiTuneだろうがRealPlayerだろうが最後まで再生できます.
変換元のwavファイルと変換し終えたm4aファイルが同じフォルダ中にあり,拡張子以外のファイル名が同じということを前提として(エンコードし終えた直後の状態で)動作します.
GUI化はまた時間のあるときに…
<追加> 2006.10.17 こんなお遊び程度のものを本気で使おうとするなよ.
とある方から「"」で囲まれないファイルパスを入力した場合,「xxx.m4a」となるべき結果が「xxxm4av」になってしまうというバグの連絡を受けたので,本日公開のver0.2で修正しました.
タイムインデックスが実際の時間より短くなるというバグはエンコーダー側で発生しているようです.
バイナリ解析をしてパッチソフトなんぞを作ろうとは思いますが…私の携帯では再生に影響がないので期待しないでください(笑)
日本語が入力できないのは,日本語入力モードへの切り替えができてないからだと思われます.
DOS上での入力モード変更は"Alt+半角/全角"です.
--- Nero Digital Audio Reference MPEG-4 & 3GPP Audio Encoder help tool ver0.2 ---
>> Download
FileSize : 32598byte
MD5 : 4C9EEC32C45D77D164202B98B1471EE1
--- Nero Digital Audio Reference MPEG-4 & 3GPP Audio Encoder time scale bug fix tool ---
>> Download
FileSize : 28008byte
MD5 : 39B584D6DE2D326B69442B0696BB9C01
投稿者 zeratinman : 2006年10月15日 05:40