2007年02月25日
CRTにサヨウナラ
今日は4年間の長い大学生活を共にした友人FOMから,国(実家)に引き上げる際の置き土産ということで,日本電気製のデスクトップPC(VALUESTAR L VL700/5D)をフルセットで頂いた.FOMが4年前,神奈川に上京する際に購入したものだそうで…Intel社の1.8GHzのCeleronプロセッサ,256MBのメモリ,120GBのHDD,4倍速書き込みのDVD-RW,TVチューナ,リモコン,17インチワイドTFT液晶などなど…当時としてはカナリ豪華なものだったに違いない.全てのパーツがキレイに揃っているので本来ならこのまま使うべきなのだろうけど,現在メインで使っているCRTモニターが使用開始から10年以上経ち,モニター側の調整では補正できないぐらい暗くなってしまっているので…現在サブモニターとして使っているサムスンのSyncMaster712Tをメインモニターにし,今回FOMから頂いたPCに付属していた謎の17インチワイドTFT液晶モニター(以後,真由美ちゃん)をサブモニターをすることで,脱CRT化を行うことにした.真由美ちゃんは調べたところによると正式な名前を"F17W51"といい,表示色数が26万色,推奨解像度が1280×768px,もちろんTN方式のTFTで,液晶モニターとしての性能は最悪(笑)しかしながら,USB2.0ハブやSoundVu(画面全面のアクリルパネルがブリブリ震えて音が出る),IR受光端子などの機能や機構が搭載されており,便利なオールインワンモニターと言った感じである.一昔前(といっても7年ぐらい前)まで日本電気や富士通は,自社の液晶モニターとPCの両方に独自規格の接続コネクタを用いたりしていたが,真由美ちゃんはその制限が解除された後の製品らしく…本体にDVIケーブルが直付けされている.電源を繋いでDVIケーブルをグラフィックボードのセカンダリ出力端子に接続.更に今までセカンダリ出力端子に接続されていたSyncMaster712Tをプライマリ出力端子に接続してPCを起動させると…意外と素直に表示されてしまった(笑)心配だった1280×768pxとかいう物珍しい解像度も問題なく出力できているようだし,なんの不都合もない.液晶化されて薄くなったぶん,広かったスペースに無理矢理置いていた実験用PCのキーボードも置けるようになったし,これでまた一つ20世紀からの脱却を果たした(笑)
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VALUESTAR L VL700/5D | 完全液晶化前 | 完全液晶化後 | デスクの様子 |
投稿者 zeratinman : 2007年02月25日 00:00