2007年08月05日
Aptiva E1A++ 3
Aptiva E1A++の部品類は"BLESS INTERNET SHOP"と"TSUKUMOネットショップ"の2箇所から値段が最安となるよう全てインターネット通販を利用して購入した.届くまで大体1週間程度を予想していたのだが,2日の早朝に注文して5日には全ての商品が手元に届いた.ということで,予定を前倒ししてAptiva E1A++の製作作業に取り掛かることにした.
![]() |
![]() |
まずは現行のAptiva E1A+の解体作業を行う.Aptiva E1Aのケースはマザーボード側が開かない構造なため,マザーボードを交換するともなれば,全ての部品を一度外さなければならない.電源ケーブルを各デバイスから引っこ抜き→電源ユニットを外し→各ドライブ類を外し→各拡張ボード類を外し→マザーボードを取り外す.作業自体はなんら問題なく終ったのだが,取り外したマザーボードを見てビックリ!チップセットの放熱を行うためのヒートシンクの固定ピンが吹っ飛んで,チップセットが剥き出しになっている.今まで問題なく動いていたのが奇跡だ(苦笑) |
続いてAptiva E1A++に流用する部品やケーブル類を仕分けし,空になったAptiva E1AのケースにAptiva E1A++に用いる各部品を取り付ける作業に取り掛かる.ここで購入した部品達を始めて詳細に見たのだが(届いたらすぐ確認すとけよ!),HDCP未対応だと思ってたグラフィックボードがHDCP対応だったらしくてチョット嬉しい.GeForce 8600 GTはPureVideo HD Gen 2の搭載でH.264のデコード処理をGPUで行えるって話だから,HDCP対応のディスプレイ,次世代DVDドライブ,再生ソフトウェアを用意すれば,Core2の性能をもってしてもCPUオンリーの処理ではコマ落ち無しの再生が困難だと言われるハイビジョンな動画もサクサク再生できちゃうわけか.素敵すぎる. |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
マザーボードを取り付け,マザーボード上にCPUを装着し,作業は順調に進んでいた.しかし,CPUクーラーを取り付けようとした所で問題が発生.普通にクーラーを取り付けてしまうと,後ほどクーラーの上に覆いかぶさるように装着される電源ユニットと物理的に衝突してしまうのだ.まぁ,想定の範囲内の問題なので(流行のクーラーにしなかったのもこの事態を想定してのこと),「衝突しなくなるまでヒートパイプを手で曲げ曲げする」という頭で思い描いていた対処方法を即実行してみる.想像よりヒートパイプが硬くて曲がりにくかったが,力尽くで格闘すること数分…電源ユニットと衝突しないレベルまで高さを低くすることに成功した. |
電源ユニット,各ドライブ類,各拡張ボード類を装着し,各ケーブルを設置したことろで一端動作を確認.恐る恐る電源ボタンを押すと「ピコッ♪」と鳴ってシステムが立ち上がった.成功である.ここで一まずBIOSを最新のものにアップデートし,せっかく90%以上完成したAptiva E1A++を再びチョコっと解体.MaxtorのDiamondMax16をシステムから取り外し,SeagateのST33232A(←化石レベルのHDD)を接続.ST33232AにWindowsXPをインストールし,SeagateのBarracuda 7200.10のパーティッションを区切り,WindowsMeの起動ディスクを利用して新システムパーティッションをFAT32でフォーマット(WindowsXPではFAT32フォーマットができないため).SAMSUNGのSpinPoint V60をUSB接続し,SpinPoint V60内のシステムパーティッションの中身を全部ブィ~ンってBarracuda 7200.10内の新システムパーティッションにコピー.ST33232Aを取り外してDiamondMax16に戻し,Aptiva E1Aケースのフタを締めてAptiva E1A++は目出度く完成した. |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
外見は光学ドライブの設置位置とCPUのロゴシールが変わっただけだが,処理能力は計り知れないぐらいの向上を果たしたのである.OSのVista化はそのうち…当分はVMware内で動かして様子をみます.せっかくのVirtualization Technology対応CPUなんだから,使ってあげないと(笑)
投稿者 zeratinman : 2007年08月05日 00:00