2008年02月25日

PX-W4824

ちょっとしたラッキーでシナノケンシ製のCD-RWドライブ「PX-W4824」を無料で貰い(拾い)ました.
動作するかわからないとのことなので(要するにジャンク品),早速検証してみます.

まずは外見.

最初は少し汚れていましたが,洗剤をつけて拭いたらキレイになりました.

電源を繋いでみます.

イジェクトボタンを押すとトレイが開いたので,ファームウェアは一応生きているみたいです.

テスト用PCに繋いでみました.

バッチリ認識しました!ファームウェアが古いようなので,最新へのアップグレードを行ったところ,これも無事に成功しました.

適当なCD-Rディスクを入れ,読み込みテストを行ってみました.

途中で速度が落ちることなく,最外周まで爽快に読み込んでいます.読みはOKなようです.

VariRecを+1にして,テスト音楽データをSONY(太陽誘電)のCD-Rに8倍速で焼いてみます.

一応最後まで焼けましたが,実際の焼き速度が4倍…へまったレーザを感知したドライブ側の焼きミス回避動作?VariRec使用時の制限?原因はわかりませんが,4倍で焼ければ私には問題ありません.(等倍で焼けるドライブが欲しいぐらいです)

焼く工程が上手く行っても,きちんと読み込めなければ焼きは成功したと言えないので,シナノケンシ製の「PX-716A」でマウントさせてエラーレートを測定してみます.

でましたKing Of Quality!超低エラーで十分すぎるぐらいです.これはPX-716Aよりも高品質に焼けているかもしれません.

ということで,まだ完動品かどうかはわかりませんが,私の利用用途には十分な仕事をしてくれることがわかりました.シナノケンシがいつの日か光学ドライブ事業を再開し,新しい自社設計の光学ドライブを発売するまで,私はPX-716AとPX-W4824を大事に使い続けます.

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PX-716AでVariRecを+1,4倍速で先ほどのテスト音楽データを同じ種類のCD-Rに焼き,PX-716Aでマウントさせてエラーレートを測定してみました.

PX-716Aもなかなか良い焼き上がりですが,PX-W4824の方が低エラーとなりました.
これが生産国や開発時の事業状態などの違いなのでしょうかね?

投稿者 zeratinman : 2008年02月25日 23:59