2008年08月20日
良質な非常口に
何ヶ月か前に一目ぼれして,↓の非常口に逃げ混む少年(通称EXIT君)型の4ポートUSBハブを買いました.
いかにも怪しいこのUSBハブ…デザインはとても良いのにPCとの接続互換が非常によろしくなく,接続するPCによってOSがブートしなったり,他のUSB機器が認識しなくなったりするので,部屋のインテリアとして放置していました.
でもやっぱ夏だし実用的に使いたくない?
ということで,グリーンハウスのチッコイ4ポートUSBハブとEXIT君のコントローラを交換してみることにしました.
なんでこのハブにしたかってのは,このサイズなら移植できそうだし,安かった(780yen)ってことです.
まずはEXIT君の足元のカバーを開けてみます.
ネジを外せばパカっと簡単にカバーが外れ,コントローラの乗っかったプリント基板が顔を出しました.
プリント基板自体はちゃんとしてる感じですが,各ポートに繋がる導線のハンダ付けがヤバイことになってます(苦笑)
次に緑家のカバーを開けてみます.
徹底したコスト削減設計のようで,ネジなんてコストのかかるもんは使われていません.
各ポートも基板にコネクタ直付けです.
ここで各導線の役割をテスターなどを使ってしらべます.
USBは大抵[赤][白][緑][黒]の色をした導線順に[+5V][D-][D+][GND]という感じですが,これが安物だといい加減で,チャンと調べてあげないと大変なこと(D極の±を逆に繋ぐとPC壊れます)になります.因みにEXIT君は…PCに繋ぐ親元のケーブル内の導線こそ[赤 +5V][白 D-][緑 D+][黒 GND]でしたが,各分配ポートへの導線は[赤 +5V][白 GND][緑 D+][黒 D-]でした.
上の調査結果をメモったことで,両者の基板から各コネクタ(もしくはコネクタに続く導線)を外します.
EXIT君は元々ハンダ付けがチープなのでサクサク外れましたが,緑家はだいぶ苦戦しました.
因みに緑家よりEXIT君の方が購入価格は高いんですよ(笑)
あとは緑家の基盤にEXITの各リード線を間違わないようにハンダ付けして動作確認.
※この手の作業の動作確認はPC直付けではなく,必ずハブを挟んで行います.
※直付してミスってたりするとPCが天国に旅立つ恐れがありますので…
最後に強引に基板をEXIT君の足元に押し込んでネジ止めをし,完成!
ちゃんとOSブートしてくれる♪
投稿者 zeratinman : 2008年08月20日 23:59