2010年03月20日
KENWOODのiPodドッグ PAD-iP7
最近私はHDDレコーダーで連ドラを一週間分録画し,週末にDVD-RWに書き出してPC上でMPEG4形式にエンコードしてiPod touchに転送.通勤途中の電車内で1週間遅れで連ドラを毎日楽しむということをしているのだが,ここ最近は泊り込みの出張が多くホテルで1週間遅れ連ドラ視聴をしている.電車内ならイヤホンつけてiPod touchを手に持ちながら30cm程度の距離で見るので問題はないが,ホテルだとネットしながらとか夕飯食べながらとか寝ながらとか…所謂"ながら"で見ることが多く,iPod touchの画面の大きさやスピーカーのショボさなど満足できない点が多い.
そこで買ってしまったのがKENWOODのiPodドッグ PAD-iP7!
これがあればテレビに映像・音声を出力できるので"ながら"視聴の満足度がアップします.
各音響メーカーが同じような製品を同じような価格で出していますが,KENWOODにした決め手は出張に持って行けそうな本体サイズとデザインです.
箱の中身なこんなかんじ.
本体,φ3.5 4極プラグ⇔RCA映像・音声ケーブル,D.AUDIOケーブル(ただのφ3.5 4極プラグケーブル),DCアダプタ,古いiPod用のドッグアダプタ,取り扱い説明書の5種類.
本体はこんなかんじ.
本体はピカピカのピアノブラッグで,裏にはこんな感じに端子類が並んでいます.
因みにD.AUDIOというのは,通常のステレオアナログ音声信号に加え機器のコントロール信号も一緒に伝送できるKENWOODオリジナルの接続端子で,主に同社のポータブル音楽プレーヤーを同社の音響機器からコントロールする用途で使われます.
つまり…このPAD-iP7は同社のコントロール信号をiPod用に変換する機能も含まれているということです.
使い方は簡単で,DCアダプタと映像・音声ケーブルを繋いでiPod touchを載せるだけ.
ソースのクオリティが良くないので,画質は良くありませんが…iPod touchよりデカイ画面・パワフルなスピーカーから出力できるので"ながら"視聴にはもってこいです!
もちろん音声だけの出力にも対応しているので,音楽を聴くときも使えます.
このドッグにiPod touchを置いている間は充電もしてくれるので,↑のようにWiFi経由で著作権的にグレーなインターネットラジオ放送を夜通し聴きながら寝るってのもアリですね(笑)
これで来週からはより快適な出張になること間違いなし!頑張ろうっと.
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その他,検証してわかったことの覚書
① DCアダプタを繋がないと映像・音声共に出力されない
② D.AUDIO出力端子は3極プラグのケーブルを挿しても問題なくステレオ音声が出力される(極性互換あり)
③ コンポジット映像・音声出力端子は3極プラグのケーブルを挿すと,正しく機能しない(極性互換なし)
④ D.AUDIO出力端子とコンポジット映像・音声出力端子は同時利用可(音声2系統同時出力対応)
⑤ コンポーネント映像とコンポジット映像の同時出力は不可(物理スイッチでどちらかを選択する仕様)
消費者はこういう仕様が知りたいんだよ…
投稿者 zeratinman : 2010年03月20日 23:59